あどけない顔は年齢よりも若くさえ見える。だが、服を脱いだ瞬間その認識は愚かだったと痛感させられる。こんな肉体がどこに隠れていたのだろうと思うようになる。例え一夜限りの禁断の逢瀬でも、いや幻だからこそ消え行く前に力の限り抱き締めずにはいられないのである…。